医療対応型有料老人ホーム
【 ナーシング・ホーム 】 とは??
SWPはナーシング・ホームの運営形態を熟知した専門スタッフにより机上ではない、実態に即した業務支援を実施。
御社が考える施設イメージに近い業務提案を行います。
まずはその特徴を4つにまとめてみましょう
①アメリカ等欧米諸国で普及
一般に医療と福祉の両方のサービスを提供する(医療機関とは異なる)施設として普及しています。
②日本では「ナーシング・ホーム」という明確な定義はない
「医療と福祉の両方のサービスが受けられる施設」という点においては欧米諸国とほぼ一致しますが、経営主体の企業や施設によって提供するサービスの内容は大きく異なっています。
③看護体制の在り方
各施設における看護体制についても形態はさまざまです。24時間看護師が常駐している所 もあれば、夜間帯 ・深夜帯はオンコール体制(施設に常駐していないが、呼んだらきてくれる)という運営をされているところも有ります。
➃入所対象者の考え方の違い
介護保険制度上の介護度を抱える方のみを対象としている場合、介護保険が適用されなくても障がい保険制度が適用できる方であったら介護サービスが受けられる場合、またその両方を併用できたり、介護保険・障害保険のどちらも使えなくても利用できたりと、受けられるサービス内容が施設ごとに様々。また、生活保護受給者の受け入れをしている所も有ります。
医療対応型有料老人ホームの
需要が高い理由 その1
医療依存度が高くケアや健康管理に専門的な知識や経験が必要な状態となった場合、一般の 有料老人 ホームや 特養 ・老健といった既存の介護福祉事業所ではケアや管理ができません。
疼痛コントロールにおいても麻薬等の管理や、呼吸器等の設備や扱いができない為です。その為、既存の施設に入所されている方でも「契約上の退所事由」にあたり退所しなくてはならなくなり、自宅・療養型の病院・ナーシングの形態の施設へ転所せざるを得なくなります。
ケアや健康管理 に 高度 な 専門性 を 要 する 事 から 自宅 でのケアは 、 ご 本人 ・ご家族様お互いの精神的にも経済的にも肉体的にも大きな負担になります。療養型の病院でもベッド数の関係上受け入れ先を探すのは困難な状況です。
医療対応型有料老人ホームの
需要が高い理由 その2
先進医療を提供する大きな病院(急性期病院)で、入院して治療を終えた方の受け入れ先が圧倒的に不足しています。同病院においては治療が優先され、長期入院ができないケースが大半です。
各種疾病は、患者の状態により急性期 ・回復期 ・慢性期と分類され、病院 ・病棟によって役割分担されています。急性期病院の「急性期」とは、病気が発症し急激に健康が失われ不健康となった状態をさし、発症後おおよそ14 日間以内が急性期の目安とされています。
その為、 14 日を超える入院において、急性期病院が国に請求できる金額は半分以下に設定されています。上記国の方針により、病院は次に控えている治療を必要とする患者の為に、早期に退院を促します。これら入院患者様のほとんどは、依然、「ケアや健康管理に高度な専門性を要する状態」の為、先述同様にニーズが高くなっている要因の一つとなっております。
医療対応型有料老人ホーム
(ナーシング・ホーム)の売上構造
売上上構造とデータ
①利用者平均要介護度 3.8
②売上構造 施設利用料(ホテルコスト) 介護保険報酬 医療保険報酬
③ナーシング・ホームの売上構造により入居者及び施設従事者(介護・看護スタッフ)への実質的還元が可能
ポイント
・同業施設と比較し、受入れ対応可能ターゲット層が広く、競争力の高い施設構造
・給与水準 UP による、高い人材採用力
・収益のメインをホテルコストに依存させない、高い展開力(出店スピード UP )及び事業の安定性確保
ご利用者様のご家族様・医療機関様
地域からの評判・考察
医療機関様や
ケアマネージャー様
・在宅への復帰が困難である方々を安心して預けることのできる施設として、評価を受けることができる。
・医療待機者(困難者)の方々の為、ベッドを空けることができることは、地域医療の円滑な循環にも貢献可能な施設であるといえる。
ご利用者様、ご家族様
・施設の性質上、ホテルコストを低減し地域社会への貢献支援が可能。これらを勘案し、在宅でケアを行う患者様・ご家族様からも、高い評価は受けやすい環境であると考えられます。
既存施設との連携及び相乗効果
ナーシング・ホームは、地域包括ケアシステムの一つとして担う役割が大きいと考えられます。
1)地域コミュニティの円滑化
2)病床不足への対応及び地域住民への安心感の提供
※地域から必要とされる施設づくりを行いながら、持続可能な経営基盤の整備を作り上げることが可能です。